Mobile Voice WT01
【よくある質問】
♢ ご購入前
帯電防止の対応はしておりません。
背面に金属製のクリップを使用していますので、帯電する可能性があります。
IPX4(防沫形)相当の防水仕様です。
小雨程度であれば屋外で使用することができますが、直接水をかけたり、水に浸けたりしないでください。
WT01にはゴムカバーが3 箇所あります。
防水性能を維持するために確実に閉め、ゴムカバーと本体の間に隙間がないようにしてください。
防沫仕様でイヤホンを使用する場合は、WT01専用イヤホン(別売)をご利用ください
保護等級の定義は下記を参照してください。
防沫形: あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない (JIS C 0920、IEC 60529)
エタノール又は次亜塩素酸ナトリウム液(1.2%)で拭くことが出来ます。
※シンナーや洗剤などの薬品は、変色、変形のおそれがありますので、使用しないでください。
使用できません。
動作温度は-10℃~+50℃です。
保存温度は-20℃~+60℃です。
①充電回数:250回(0からフル充電。これを250回繰り返すことが可能です。)
②連続動作時間:8時間以上
③連続待機時間:100時間以上
windows PCがBluetoothに対応し、かつWT01のプロファイルに対応していれば使用可能です。
【対応プロファイル】 HSP / HFP / A2DP / AVRCP / GATT / SPP
Bluetoothやプロファイルに対応していない場合は、Windows PCにBluetoothのUSBドングルを接続する事で使用できる場合があります。
確実にご利用頂けるようにWindows PCとの接続時にはBluetoothドングルのSENNHEISER BTD800USBの使用を推奨させて頂いております。
基本的には接続できますが、機種やAndroidのバージョンによっては接続できない場合があります。
接続する機器やOS(windows,iOS,Android)に依存します。
接続する機器によって複数のWT01を接続することができますが、複数のWT01から同時に録音ができないため、基本的には1台の端末に1台のWT01の使用を推奨します。
クラス2です。
最大出力:2.5mW
想定される通信距離:およそ10m程度
♢ 使い方・使用中のトラブル
①電源OFFの状態から電源ボタンを押し続けてください。(長押し)
押し始めてから1秒程度で電源がONになります。
そのまま更に約4秒押し続けるとペアリングモードになり、LEDランプ(状態表示)が赤と緑に交互に点灯します。
②接続する機器のマニュアルに従ってペアリングしてください。
③ペアリングに成功した場合、通知音が鳴り、LEDランプ(状態表示)が2秒に1回緑色の点滅に変わります。 これでペアリング完了です。
*ペアリングモード開始から2分間以内にペアリングが成功しなかった場合、ペアリングモードを自動的に終了し、電源OFFになります。
一般的にWindows環境下ではBluetooth接続後にBluetoothオーディオまたはヘッドセットでの利用方法に関して、ペアリング後、Bluetoothの設定画面が表示されますので利用する際には「接続」を行います。
ペアリングの際にヘッドセット(HFP)と通信(SPP)のプロファイルが表示されている場合、SPPでのご利用が無ければHFPのみでペアリングされることを推奨いたします。
その後、コントロールパネルのサウンドから再生デバイスを「Bluetoothオーディオ」、録音デバイスを「Bluetoothオーディオ」とそれぞれを「既定のデバイス」として設定することでご利用いただけます。
各設定画面はWindowsOSのバージョン、Bluetoothデバイスの種類などにより名称や設定内容が変わります。
PCに内蔵されているBluetoothアダプタ、または市販のUSB接続されているBluetoothアダプタでの接続方法に関するお問い合わせは弊社ではサポート対象外となりますので、各メーカーなどにお問い合わせください。
①モード1 (GATT/SPPモード)
少量のデータを定期的に転送する必要があるアプリケーションに有効です。
GATTまたはSPPで接続した機器と通信することができます。
②モード2 (AVRCPモード)
音楽や動画のアプリケーション使用時に有効です。
音楽や動画のアプリケーションで、再生・一時停止などの制御をすることができます。
③モード3 (Push to talkモード)
マルチファンクションボタン(MFB)を押している時に音声送信状態となるアプリケーション(インカムや多人数でのWeb会議)に有効です。
マイクミュート状態を標準状態とし、MFBを押している間のみマイクミュートが解除され、音声入力ができます。
④モード4 (ボイスダイヤルモード)
ワンタッチで音声アシスタント(例:SiriやGoogle Assistant)等のアプリケーションを起動することができます。
※起動するアプリケーションは接続した機器の設定に依存します。
⑤モード5 (GATT/SPPモードⅡ)
モード1と同じく少量のデータを定期的に転送する必要があるアプリケーションに有効です。
モード1とほぼ同じですが、ミュートボタンもマルチファンクションボタン(MFB2)として利用することができるモードです。
このモードではミュートは出来ません。
モード3 (Push to talk モード)になっていませんか?
モード3は、マイクミュート状態を標準状態とし、マルチファンクションボタン(MFB)を押している間のみマイクミュートが解除され、音声入力ができます。
モードを3以外に変更してご使用下さい。
一般的なモノラルイヤホン(2極)を使用していませんか?
ステレオタイプのイヤホンまたは、WT01専用イヤホン(別売)を使用してください。
ステレオイヤホンにマイク機能が付いていませんか?
WT01にマイク機能が付いたイヤホンを接続すると、イヤホン側のマイクに切替わり認識精度が下がる場合があります。
①WT01のLEDは赤,緑が交互に繰り返し点滅していますか? ペアリングモードにして再確認してください。
②接続する機器のBluetoothは使用可能状態ですか? 使用可能状態にして再確認してください。
③接続する機器のプロファイルはWT01のプロファイルに対応していますか?
【対応プロファイル】 HSP / HFP / A2DP / AVRCP / GATT / SPP
④WT01のペアリング履歴を削除して再確認してください。
【ペアリング履歴の削除】 ボリュームボタンの+と- 同時に約5 秒間長押し
⑤接続する機器のペアリングリストからWT01を削除して再確認してください。
上記の問題がないようであれば、接続する機器もしくはWT01の故障が考えられます。
①周囲に電子レンジや2.4GHz帯で通信する機器(無線LANルーター等)がありませんか?
機器から離れて再確認してください。
②WT01と接続している機器との接続が切れていませんか?
接続が切れると、5 秒ごとに「Disconnected」の音声が鳴ります。
接続している機器との距離が遠すぎると接続が切れやすくなります。
③WT01と接続している機器との間に遮蔽物がありませんか?
遮蔽物のない状態で再確認してください。
上記の問題がないようであれば、接続している機器もしくはWT01の故障が考えられます。
基本的にWT01側のボリューム値はWT01側に持っています。
しかしながら、接続する機器によっては、Bluetoothヘッドセット等とのペアリング時に、スピーカー音量を特定の値に変更するものがあります。
その場合は、接続した相手に対して自身のスピーカー音量を適用する動作をします。
Bluetoothヘッドセット等を接続すると常にボリュームを最大にする機器もあり、そのような機器と接続した場合、「最大」になります。
①ミュートになっていませんか?
②モードが変更されていませんか?
上記の問題がないようであれば、接続した機器もしくはWT01の故障が考えられます。
♢ 保証について
保証期間内に製造上の不備に起因する故障が発生した場合、下記の保証規定に基づき修理または交換をさせていただきます。
保証規定
1. 保証期間はお買い上げ日より1年間です。
2. 適当な使用状態(取扱説明書の記載に従った使用状態)で保証期間内に故障した場合、弊社にて判断して修理、または交換をいたします。
3. 保証期間中であっても下記の事項に該当する故障については保証対象外となります。
① お取扱いが不適当のために生じた故障
② 天災、異常電圧によって生じた故障
③ お買い上げ店又は弊社以外の手によって修理・改造が不適当であったために生じた故障
④ 保証書を紛失した場合や保証書に必要事項及び販売店名印がない場合
microUSB端子の修理は受け付けておりません。
ゴムカバーの交換はできません。
バッテリーの交換はできません。
♢ その他、仕様について
・モード:1(GATT/SPPモード)
・マイクボリューム:10
・スピーカーボリューム:9
・AGC:ON
・SPNS:ON
・CAEC:OFF
①電池の組成: リチウムポリマー
②電池の種類: リチウムポリマー
③電池のサイズ: 20.5mm×36.6mm×5.65mm
④電池の数: 1
⑤電池の重量(グラム): 約8g
⑥電池1個当たりのセル数 : 1
⑦電池当たりのワット時 : 1.11wh
⑧リチウム含有量(グラム) : 0.02mg/㎥
AGC(Auto Gain Controll)はスピーカーの音量を必要に応じて調整する機能です。
スピーカーからより大きな音量を出したい場合は、OFFを推奨します。
(-12dBFSよりも小さくなる音声ファイルを再生した場合、AGC設定をONにした方がOFFのときより大きな音量で出力されます。)
IP通話などで使用する場合は、マイクに回り込むことを防ぐためにONを推奨します。
SPNS(Send Path Noise Suppression)はマイクのノイズ抑制処理です。
ONにすると有効化され、OFFにすると無効化されます。
WT01にノイズ抑制処理の入った外部マイクを接続する場合は、二重でノイズ抑制が働くことを防ぐためにOFFを推奨します。
CAEC(Acoustic Echo Canceller)はマイクのエコーキャンセル機能です。
ONにすると有効化され、OFFにすると無効化されます。通話等でエコーやハウリングが発生する場合はONにする事で改善する場合があります。
ONの時はスピーカー等から音が出ている時にマイクはオフとなり音声入力が出来ませんので、トランシーバーのように交互に会話してください
デバイス名称は本体背面に表示されている「WT01-xxxxxx」です。
「xxxxxx」は英数字6桁の組み合わせになっています。
旧バージョンでは物理スイッチでマイクの感度調整を行う仕様でしたが、新バージョンはMFB&±ボタンで調整を行う仕様になったため、現在は使用しておりません。
旧バージョンの名残です。
2つのマイクユニットを設置し、入力された2つの音声を回路で処理することにより指向性を持たせる(或いは鋭くする)技術です。
イヤホン側のプラグの先端の金属部分が3つなら3極、4つなら4極です。
4極の規格にはOMTP規格とCTIA規格の2通りあります。 それぞれコネクタの先頭から次のようになります。
【OMTP】 1. Left 2. Right 3. Mic 4. Ground
【CTIA】 1. Left 2. Right 3. Ground 4. Mic
保護等級IPX4の定義は以下となります。
防沫形: あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない (JIS C 0920、IEC 60529)
小雨程度であれば屋外で使用することができますが、直接水をかけたり、水に浸けたりしないでください。
Bluetoothの規格の1つです。
【GATT(Generic ATTribute)】
Bluetooth Low Energy (BLE) で標準的に使用されるデータフォーマットです。
【SPP(Serial Port Profile)】
Bluetoothをシリアルポートのように使って、低レベルなデータの送受信をするためのプロファイルです。
iosの機器とはGATT、android/windowsの機器とはSPPを使って情報通信を行います。
WT01のバッテリー電圧は3.7Vでスタートして3.2Vを下回ると「Battery Low」になり、3.1Vになると「Power Off」という設定になっています。
リチウムイオン電池の放電特性を見ると、最後に急激に電圧が低下するので、パーセンテージで表すと、「Battery Low」の時には残り約2%と推測されます。
「Battery Low」になってから、使用中の場合は5~10分程度、待機中の場合は数時間で「Power Off」になります。